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2007年 03月 02日
タカラジェンヌの卒業式は"仰げば尊し”なんですね。 さすが。 黒紋付のきれいな目から涙がほうり落ちていました。 仰げば尊し わが師の恩 教の庭にも はやいくとせ 思えばいと疾し この年月 いまこそ別れめ いざ さらば わるいけど、”君が代”で泣いてる人はいないけど、 "仰げば尊し”だと、長年の毎日が身にせまり、 ”いざ さらば”のいさぎよい結びでジーンときてしまいます。 昔、この歌で卒業しといてよかった! 別れの日には感動がほしいですもの。 ♪♪ #
by kmjyoseinet
| 2007-03-02 21:25
2007年 01月 31日
年賀状やおたよりをありがとうございました。 同世代の間では、もう年なのだから、お互いに「頑張って」と言うのはやめようね、などと言っ たこともあるのに、今年は「頑張って」「頑張ります」がずいぶん多かったと思います。 危機感がにじむ新年でした。 憲法が危ない!平和が危ない!生活が危ない!という思いがあふれていました。その危機 感はあたっていると思います。 安倍首相は国会の所信表明等で、憲法の書き直しと憲法改正国民投票法の成立を言明しま した。改憲手続法という名で5月3日の憲法記念日までに成立させたいと。 憲法の国民投票は単なる手続きではありません。国民主権の最大究極の権利です。いかな る人も発言の権利、表現の自由からはずされてはならないはずです。 それを自民党の法案では、司法職、警察官、国や地方の公務員、教育者などの発言権を制 限し、放送にも制約を加えようとしています。 脅しをかけながら、できるだけ短期間に、バタバタと”自民新憲法“を通してしまいたい魂胆が ミエミエです。自分たちは予算つきで10年もの歳月を取りながら、国民には3ヶ月もあれば、 条文別を避けて一括投票でなどと、9条を盗みとるたくらみもミエミエです。 つまり国民には声をあげるスキをあたえたくない欲望がミエミエです。 日本国憲法で憲法改正に国民投票が必要となっているのは、国の根幹にかかる憲法をきめ る国民の大権は国会にさえも委任はしていないということです。この大権を盗みとられること だけはしますまい!お人よしはやめましょう! いったいどれだけの国民が改憲政治家について行こうとしているのでしょうか?"天皇主 権“から国民主権に大転換してまだ60年なのに、もう逆転させたがっている。世論調査で聞 かれるから、"改正"ならいいだろうという人もいるでしょう。どれだけの人がほんとうに改憲 の必要を実感しているでしょうか? 昔の人も言っているではありませんか。 「改めて益なき事は、改めぬをよしとするなり。」(兼好 徒然草) ブッシュはイラクに2万人超の兵力増派を決めて、国内から、世界から強烈の反発を食って います。それでも「決断するのは私だ」と言うのですから、9条が消えたら日本にどんな難題 がふりかかってくるか分かりません。安倍は「憲法を頂点とした、基本的枠組みの多くが21世 紀の時代の大きな変化についていけなくなっている」と言っていますが、主権在民、基本的人 権、平和主義のこの枠組みのどこを変えたいのでしょうか?そこはウヤムヤです。 "自民新 憲法“を招来すれば、安倍は日本史上に名を残す人物になるでしょうが、私たち は、しっかり 目をひらいて見張っていましょう。禍を受けるのは私たちなのですか ら。 (久保田眞苗) #
by kmjyoseinet
| 2007-01-31 10:46
2007年 01月 05日
カエサルがガリアを平定する途次、アウアリクムという要衝の町を
ローマ軍が包囲しました。そのとき彼の記憶に残ったできごとを 一つ引用します。 ガリー人は何でもやってみたが、いずれも成功しないので、翌日町を出ることにした。夜の静けさに乗じてそれをやれば、多くの犠牲を払わずにすむと思った。夜に乗じてこれを実行しようと準備していた。 すると不意に主婦たちが屋外に走り出て泣きながら夫の足下に身を投げ、生まれ つき体力が弱くて逃げられない女や子どもを敵に渡してみじめな思いをさせないで ほしいと言葉を尽くしてたのんだ。 最後の危機が迫ると恐ろしさのあまり憐れみの心も消えて、夫たちがその決心を 変えそうもないのを知ると、主婦たちは叫び声で人々の逃亡をローマ軍に知らせ 始めた。 ガリー人は通路がローマ軍の騎兵によっておさえられるかもしれないという恐怖に かられて、その計画を諦めた。 (岩波文庫 ガリア戦記) 関東軍もやったようなことですね。 ガリアの女たちってしたたかだったんですね。 #
by kmjyoseinet
| 2007-01-05 22:27
2006年 12月 21日
2006年が暮れます。国会は12月15日に幕引き。教育基本法の改変、防衛省法の2法があっけなく通りました。安倍政権としては緒戦から大戦果と笑いがとまらないでしょう。長年やりたくてできなかったことですから。むろん{戦争への道}に向かっての戦果です。 反対と抵抗の運動はおおいにありました。国会内外のたくさんの集会、デモ、署名、人間の鎖までやりました。福島党首はじめ社民党は八面六臂のがんばりでしたが、いかんせん、わずかな議席では蟷螂の斧でした。有権者の皆様、どうぞもっと議席を与えて下さい。 民主党には政権交代を叫ぶ野党としての存在感がありませんでした。肝心のときに小沢代表の顔が見えませんでした。意外にはにかみやなのか、それともものぐさなのか、国民の目には空家のわびしさでした。せめて毎週記者会見をして国民に向かって語りかけて下さい。 平和の9条、主権在民という憲法の根幹が侵されるなかで、生活基盤までが侵されています。来年度の予算案は、生活保護の削減、失業給付の削減を提示。しかも母子家庭の加算を廃止し、自宅に住む老人の保護を打ち切り、家を担保に借金で暮らせという案です。手足まといは切れということです。これがまともな国といえるでしょうか? 憲法は「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」をすべての国民に保障しています。戦後の貧乏時代に、燃える思いで営々と築いてきた国民皆保険、完全雇用、シビルミニマム等の社会権が、いま音をたてて崩されていくのを感じます。その一方で政官の無駄づかい!そして、さらなる企業優遇減税と参議院選挙後の消費税増税が待ち構えています。 今後、国民多数の窮乏感はどんどん強まるでしょう。国民を愛さない国(政府)を、国民は愛せと法律(改定教育基本法)で命じられても、それはどだい無理というものです。 最近は一部のマスメデイアも「与党の太鼓もちをし過ぎた」と遅まきながら気づいたようです。「国民の皆様」とおだてられてきた国民からも、「我々は人がよすぎる」との声が出始めました。まだ少しでもチャンスはありそうです。 そうですとも!アメリカ人だって選挙で逆転劇をやったのです。我々にできないはずはありません!年末年始に鋭気を養い、実り多い逆転の来年を期しましょう。 (久保田眞苗) ルーペ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 憲法25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の 向上及び増進に努めなければならない。 #
by kmjyoseinet
| 2006-12-21 10:23
2006年 12月 06日
民俗学者の柳田國男は、全国を歩いて、庶民の生活や民間伝承を集大成したが、その一文に「女性史学」(1934/36)というのがある。もう70年も前の戦前、すでにジェンダー観をもっていた稀な人というべきだろう。ポイントだけをつぎに・・ * 現在の政治はあまりにも元のままのやり口で、しかも実際の問題はあまりにも激増し てきた。(例として、母子心中、日本人の体質の劣化など) * 判らぬこと説明が付かぬという事実には、必ず隠れたる原因があり、その原因は必ずみな 今よりは前にある。すなわち歴史のいまだ書かれざる巻々である。 だから(女が)新たにその持前の細微な注意力もって、捜そうとすれば大いに見つかるか も知れぬのである。しかしただ勉強して本を読み、本に教えてもらおうとしても失望する。 書物は大抵が男子の手に成り、彼らに合点の行くことまでしか書いていないからである。 * 社会も各個人と同じように時々は心得ちがいをしたり後悔したりすることがあるのだというこ とに心づけば、将来はもう少し注意深くなるわけである。歴史の最も大切な教訓は実に茲 にあるのであった。 それは政治や戦争のように、男たちの事務だけに限らぬのみか、食物は毎日の生活であ るだけに、むしろ人生の幸不幸に影響を及ぼすことが大きいのである。 * 我々の繁栄は全般的でなければ成らぬ。誰かが片隅で飢え凍えてくれなければ、自分は 安堵に生きられぬというような情けない経験を、過ぎ去った昔の悪夢とする時代を運んで こなければ、一つの不正を征伐してしまうや否や、必ずまた第二の不正が発明せられるで あろう。 只それには今はまだ明らかになっておらぬいろいろの原因を、少しでも多く確認する必要 がある。歴史の実際的の目途は、爰にこそ非常に重要なものがあり、また婦人の細かな 毎日の注意を、最後に人類一体の恩恵に化して行くこと、すなわち社会家政学の唯一の 可能性も茲にあるのである。 * その前にまず自由に時代の学問に触れて、その空気の中で活き活きと飛び翔るようにしな ければならぬ。いかなる賢母も賢婦人も、私などの見たところでは、ただ子を懐い我家を 思って、一般人生に対する愛情がまだよほど足りないように感じられる。 (乱文になってしまいすみません) #
by kmjyoseinet
| 2006-12-06 10:00
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