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2006年 12月 21日
2006年が暮れます。国会は12月15日に幕引き。教育基本法の改変、防衛省法の2法があっけなく通りました。安倍政権としては緒戦から大戦果と笑いがとまらないでしょう。長年やりたくてできなかったことですから。むろん{戦争への道}に向かっての戦果です。 反対と抵抗の運動はおおいにありました。国会内外のたくさんの集会、デモ、署名、人間の鎖までやりました。福島党首はじめ社民党は八面六臂のがんばりでしたが、いかんせん、わずかな議席では蟷螂の斧でした。有権者の皆様、どうぞもっと議席を与えて下さい。 民主党には政権交代を叫ぶ野党としての存在感がありませんでした。肝心のときに小沢代表の顔が見えませんでした。意外にはにかみやなのか、それともものぐさなのか、国民の目には空家のわびしさでした。せめて毎週記者会見をして国民に向かって語りかけて下さい。 平和の9条、主権在民という憲法の根幹が侵されるなかで、生活基盤までが侵されています。来年度の予算案は、生活保護の削減、失業給付の削減を提示。しかも母子家庭の加算を廃止し、自宅に住む老人の保護を打ち切り、家を担保に借金で暮らせという案です。手足まといは切れということです。これがまともな国といえるでしょうか? 憲法は「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」をすべての国民に保障しています。戦後の貧乏時代に、燃える思いで営々と築いてきた国民皆保険、完全雇用、シビルミニマム等の社会権が、いま音をたてて崩されていくのを感じます。その一方で政官の無駄づかい!そして、さらなる企業優遇減税と参議院選挙後の消費税増税が待ち構えています。 今後、国民多数の窮乏感はどんどん強まるでしょう。国民を愛さない国(政府)を、国民は愛せと法律(改定教育基本法)で命じられても、それはどだい無理というものです。 最近は一部のマスメデイアも「与党の太鼓もちをし過ぎた」と遅まきながら気づいたようです。「国民の皆様」とおだてられてきた国民からも、「我々は人がよすぎる」との声が出始めました。まだ少しでもチャンスはありそうです。 そうですとも!アメリカ人だって選挙で逆転劇をやったのです。我々にできないはずはありません!年末年始に鋭気を養い、実り多い逆転の来年を期しましょう。 (久保田眞苗) ルーペ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 憲法25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の 向上及び増進に努めなければならない。
by kmjyoseinet
| 2006-12-21 10:23
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